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09月12日-01号

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  1. 恵庭市議会 2018-09-12
    09月12日-01号


    取得元: 恵庭市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    平成30年  第3回 定例会          平成30年第3回定例会        恵 庭 市 議 会 会 議 録        第1日目(平成30年9月12日) (午前10時00分 開議) ○笹松京次郎議長 おはようございます。 第3回定例会の開催に先立ちまして、私の立場から、9月4日に発生した台風21号による記録的な暴風雨により、市内では風倒木などの大きな被害が発生いたしました。 また、6日早朝には震度7を記録した胆振東部地震が発生し、市民生活をおびえさすような想像を絶する甚大な被害がもたらされました。 この1週間で二度も経験したことのない大きな災害により、さまざまな分野で甚大な被害に遭われました。 恵庭市議会を代表して、とうとい命をなくされた方々を初め、不自由な生活を強いられている皆さんに、衷心より深甚なるお悔やみとお見舞いを申し上げる次第であります。 また、災害派遣に赴いて活動いただいた市内に駐屯する自衛官の皆様、さらには避難所運営など昼夜対応していただいた市職員の皆様の御苦労に対し、感謝とお礼を申し上げます。 一日も早く平穏な生活に戻りますよう御祈念申し上げますとともに、より市民の安全で安心できる地域社会の実現を目指して、恵庭市議会としても精進していくことをお約束申し上げ、お見舞いと感謝の言葉といたします。 ありがとうございました。 (午前10時02分 開会) △開会宣告・開議宣告 ○笹松京次郎議長 ただいまの出席議員21名で、定足数に達しております。したがいまして、平成30年恵庭市議会第3回定例会を開会いたします。 ただいまから、会議を開きます。 △会議録署名議員の指名 ○笹松京次郎議長 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、16番伊藤雅暢議員、17番鷹羽茂議員の両議員を指名いたします。 △会期の決定について ○笹松京次郎議長 日程第2 会期の決定についてを議題といたします。 日程及び会期について、事務局長より報告をさせます。 事務局長。 ◎吉川事務局長 それでは、お手元に配付いたしました日程表並びに会期について御報告申し上げます。 まず、日程についてでありますが、本日までに提案されております案件は、諸般の報告、行政報告、教育行政報告、報告3件、議案18件、認定案11件及び監査報告のほか一般質問でございます。したがいまして、日程第1から日程第28までとし、順次御審議をいただきたいと存じます。 次に、会期は、本日より10月12日までの31日間を予定しております。 なお、一般質問通告者は8名、会期中の議会運営委員会、常任委員会及び特別委員会の会議の場所、時間等につきましては、お手元に配付のとおりでございますので、よろしくお願いいたします。 私からは以上でございます。 ○笹松京次郎議長 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から10月12日までの31日間とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、会期は31日間と決定いたしました。 △諸般の報告 ○笹松京次郎議長 日程第3 諸般の報告を事務局長より報告させます。 吉川事務局長。 ◎吉川事務局長 それでは、平成30年第2回定例会以降における諸般の報告を行います。 初めに、7月4日に、全国市議会議長会基地協議会第91回理事会が東京で開催され、議長が出席し、お手元に配付のとおり要望等の協議決定がなされ、8月23日には、東京都で実施されました全国市議会議長会基地協議会の要望活動に議長が出席しております。 次に、監査委員より、平成30年4月分から6月分までの例月現金出納検査の結果及び財政援助団体等監査結果が報告されております。こちらも配付しておりますので、よろしくお願いいたします。 また、恵庭市長より、一般財団法人恵庭市学校給食協会の経営状況を説明する書類と、一般財団法人恵庭市振興公社の決算に関する書類の提出がありましたので、あわせてお手元に配付しておりますので、後ほどご覧ください。 以上、諸般の報告を終わります。 △行政報告 ○笹松京次郎議長 日程第4 行政報告を願います。 原田市長。 ◎原田市長 -登壇- 第3回定例会が開催されるに当たりまして、第2回定例会以降における行政執行の主なものについて、その概要を報告いたします。 まず、冒頭に災害関連事項について、お許しをいただき追加して御報告申し上げます。 初めに、台風第21号に伴う対応について申し上げます。 9月4日夕方から北海道に接近し、本市においては暴風警報及び大雨浸水害警報が発令されました。 最大瞬間風速39メートルの暴風雨の影響により、市内約3,330戸が停電、街路樹等の倒木、建物や農業施設等被害などが確認されました。被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。 本市では、4日夕方より災害警戒本部を立ち上げるとともに、5日午前7時には災害対策本部へ移行し、情報収集及び施設の安全確保のため、職員約150名体制で警戒及び災害対応に当たりました。 台風第21号による被害額につきましては、現在取りまとめているところでありますが、復旧に係る経費について、別途、補正予算を提案いたしますので、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 次に、北海道胆振東部地震発生に伴う対応について申し上げます。 9月6日午前3時8分に、北海道胆振東部を震源とする大規模地震が発生いたしました。 本市におきましても震度5強を記録し、地震発生直後から恵庭市を含む道内全域で長時間の停電に見舞われ、各種行政サービスが休止するほか、生活物資が手に入らないなど、市民生活に大きな不安と混乱を招きました。現時点で被害状況は明らかではありませんが、家具等の落下による軽いけがや、高層建物において一部受水が困難となるなどの被害が発生し、対応したところであります。被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。 本市では、地震発生直後に災害対策本部を立ち上げ、情報収集を行うとともに、避難所の開設、炊き出し等の対応を行いました。 市内7カ所に開設した避難所には、最大で452名の市民の方が避難されたところでありますが、運営に当たりましては、恵庭青年会議所及び社会福祉協議会などで構成する災害ボランティアセンター連絡協議会並び日本赤十字社恵庭市地区とともに、避難者への対応を行っております。 今後の地震活動状況に十分注意し、引き続き迅速かつ的確な災害対策活動に努めて参ります。 以上が、災害にかかわる報告であります。 次に、自衛隊の体制維持・強化について申し上げます。 本市といたしましては、地域コミュニティの維持・活性化につながるものとして、市内3個駐屯地の拡充や自衛隊員の増強について、5月から6月にかけ、北海道防衛局、陸上自衛隊北部方面総監部、陸上自衛隊第7師団などに対し、市議会とともに要望活動に取り組んでおります。 また、7月23日には自衛隊の体制維持・強化を求める市民の会として、市議会議長、市議会防衛議員連盟役員や隊友会恵庭支部などとともに国に対し自衛隊の体制維持・強化を求める要望を行ったところであります。 さらに、現在新たな防衛計画の大綱及び中期防衛力整備計画の策定作業が進められていることなどから、7月24日には北海道自衛隊駐屯地等連絡協議会主催による北海道の自衛隊を支える中央大会2018に参加いたしました。 今後も、国の動向を注視しながら、積極的に自衛隊の体制維持・強化に取り組んで参ります。 次に、ティマル市との姉妹都市締結10周年記念式典について申し上げます。 7月1日から7月5日にかけて、ティマル市よりデイモン・オデイ市長を初め、訪問団一行5名をお迎えをし、姉妹都市締結10周年を記念した祝賀行事を開催いたしました。 7月2日には記念式典と石碑除幕式、同日夜に歓迎レセプションを開催し、市議会議長を初め多くの関係者に参加をいただきました。改めてお礼を申し上げます。 7月3日には議会、7月4日には恵庭ニュージーランド協会による歓迎レセプションが開催され、親交をさらに深めたところであります。 今後も、本市とティマル市の交流が一層促進されるよう努めて参ります。 次に、まちづくり基本条例の見直しについて申し上げます。 まちづくり基本条例では、5年を超えない期間ごとに社会情勢に適合しているものであるか検討を行うことを定めており、本年4月には恵庭市まちづくり基本条例市民検討委員会を設置し、各条項に基づく取り組み状況や、適合状況等について検証を行っていただきました。 その結果を踏まえ、9月3日に市民検討委員会から市に対し意見書が提出されたことから、庁内推進委員会において、その内容を尊重し、まちづくり基本条例の見直しや協働のまちづくりのさらなる推進について協議を行ったところであります。 今後は、市民説明会を開催するほか、市議会での御意見をいただき、報告書として取りまとめて参ります。 次に、まちづくり拠点整備事業について申し上げます。 南島松地区住宅地スマートタウン・ふれる恵み野については、本年4月の開発行為の許可後、造成工事に着手、10月末完了に向け作業が進められております。 当住宅地は、300平方メートル以上のゆとりある宅地や、マイホーム発電システムの推奨、また、景観への配慮や環境にやさしい住宅地をコンセプトとして民間事業者が整備販売を行っており、既に数件の契約が完了し、問い合わせや予約も増加してると聞いております。 今後も、市内外への広告・宣伝を行い、移住定住施策の一環として事業の推進に協力して参ります。 次に、花の拠点整備についてでありますが、来年度の工事着手に向け、実施設計及び用地買収と移転補償を進めております。 また、企業へのサウンディング型市場調査結果に基づき、本年8月中に道と川の駅とセンターハウスの公募のほか、パークPFI制度による新たな宿泊施設の公募を開始いたしました。 次に、戸磯地区新工業団地整備についてですが、組合施行による土地区画整理事業の着手に向け、準備組合により本年度の事業認可や組合設立に向けた手続が進められており、本市としては、本年10月末の市街化区域の編入に向けた都市計画手続を進めております。 次に、恵庭かわまちづくり計画事業についてですが、昨年度に河川管理者である国と連携した計画書を作成し、本年度より緑地造成に係る盛土工事に着手いたしました。 今後は、国と連携し事業を進めるとともに、花の拠点や住宅団地と連携し、景観や環境に配慮した花のまち恵庭にふさわしい整備を推進して参ります。 次に、サイクルフェスタ・恵庭2018について申し上げます。 本事業は自転車を通じた恵庭の魅力の再発見、健康増進などを目的とするイベントで、6月には事業のさらなる発展と運営体制の強化を図るため、市内外の17の企業、団体と恵庭市が連携し、サイクルフェスタ・恵庭運営協議会を設立いたしました。 イベントは9月2日に開催し、昨年を上回る約220名の方々の参加がありました。 今後も、創意工夫を重ね、恵庭の秋を代表するイベントとして育てて参ります。 次に、恵庭市市民活動センター運営協議会のNPO法人化について申し上げます。 平成27年3月の開設から4年目を迎えた恵庭市市民活動センター運営協議会は、本年8月末現在、会員登録数は団体・個人・応援企業等合わせて164団体・個人となっており、今後は、より一層市民や市民活動団体のニーズや情報、地域課題を的確に捉えながら支援するとともに、誰もが交流できる場として運営していくことが求められております。 こうしたことから、恵庭市との協働のもとに財政基盤を確立し、自主的かつ主体的な信頼性の高い組織としていくため、9月13日にNPO法人化の設立総会を開催することとしております。 次に、恵庭市自殺対策計画の策定について申し上げます。 我が国の高い自殺死亡率への予防対策を目的として、市町村において自殺対策計画の策定が義務化されたことを受け、平成30年度中に恵庭市自殺対策計画を策定することとなりました。 計画策定の体制として、まず、5月に庁内関係部署で構成する作業部会を設置いたしました。 さらには、自殺対策基本法の趣旨を踏まえ、医療や教育、労働などに係る外部の有識者、関係機関・団体の代表で構成する恵庭市自殺対策ネットワーク会議を設置し、7月17日に第1回会議を開催いたしました。 ネットワーク会議において、計画の名称をいのち支える恵庭市自殺対策計画とし、今後は、庁内作業部会と連動しながら協議を重ね、計画策定を進めて参ります。 次に、スポーツ振興について申し上げます。 東海地方で開催されました平成30年度全国高等学校総合体育大会についてでありますが、8月1日から8月6日まで三重県で行われた陸上競技において、恵庭北高等学校2年の御家瀬緑さんが女子100メートルに出場し優勝、恵庭南高等学校3年の芝田愛花さんが女子100メートルハードルに出場し3位入賞を果たすなど、ともにすばらしい成績をおさめられました。 また、8月10日から8月12日に静岡県で行われた新体操競技において、恵庭南高等学校3年の田口将さんが男子個人に出場し2位入賞、恵庭南高等学校新体操部が男子団体に出場し3位入賞を果たすなど、輝かしい成績をおさめられました。 なお、御家瀬緑さんはインドネシアのジャカルタで開催された2018アジア競技大会においても、8月29日から8月30日に行われた女子4×100メートルリレーに第1走者として出場し、すばらしい走りを披露したところであり、今後さらなる活躍が期待されるところであります。 次に、えにわ子育て応援隊の設立について申し上げます。 恵庭で子どもを産み育てたいという市民を応援し、次代を担う子どもたちの健やかな成長を見守り、地域全体で子育てを応援することを目的に、市内の教育、福祉、医療、経済、地域の関係団体等で構成する、えにわ子育て応援隊を7月10日に設立いたしました。 おかげさまで現在の会員数は、既に152団体となっております。今後とも地域全体で子育てを応援するという機運を高め、本市の子育て支援をより一層充実させて参ります。 なお、11月には、全体会として、子育て応援セミナーの開催を予定しております。 次に、農業振興について申し上げます。 今年の作況状況でありますが、7月下旬からの好天により回復傾向にはあるものの、石狩農業普及センターの生育状況調査によりますと、農作物全般で6月の低温や7月及び8月の長雨など天候不順の影響が見られ、小麦と水稲はともに前年より収量減・品質低下が見込まれております。 また、酪農については、1番牧草の生育おくれにより7月21日開催予定の畜産共進会が中止となったところでありますが、収穫が始まった2番牧草は順調に刈り取り作業が進行しております。 これからは、少しでも回復されるよう願っております。 次に、台湾投資拡大事業について申し上げます。 昨年度から、台湾からの修学教育旅行等の学生の受け入れ促進を展開しておりますが、7月25日に台湾台中市において、恵庭市内事業者9名と現地の教育及び観光旅行事業者50名による恵庭市教育・観光交流商談会in台湾を開催いたしました。 さらに、地元の大学や高校5校、教育旅行事業者9社、台湾知日協会を訪問し、教育や観光における交流や連携について要請いたしました。 また、9月3日から5日に在日台湾華僑30名を招聘し、市内事業者と観光や食などの個別商談を行いました。 今後も引き続き、台湾からの投資を呼び込む取り組みを継続して参ります。 次に、藤枝市との広域連携について申し上げます。 昨年8月に藤枝市・恵庭市農商工連携広域ネットワークが設立され、両市の地域産品を活用した商品ブランド化プロジェクトを展開し、共同のネットショップ藤の恵を開設しております。 新たな掲載商品の開発等を図るため、7月23日に本市の事業者10社と、藤枝市の事業者11社によるマッチング商談会を藤枝市で開催したところでありますが、今後も藤枝市で生産された農畜産物を活用した商品開発を支援する補助金の活用促進など、ネットワーク会員の支援を進め、地域経済の振興を図って参ります。 次に、恵庭市人材確保計画について申し上げます。 千歳・恵庭管内の有効求人倍率は、昨年9月から連続して1.0倍を超えており、今後は、少子高齢化の進行や、企業の進出、拡大などにより、さまざまな業種での人手不足に対応していく必要があります。 本市といたしましては、有識者等による検討委員会を7月に設置し、マッチング機会の提供、人材育成の推進、多様な働き手の確保の3点を柱に仮称恵庭市人材確保計画の策定に向けて検討を開始いたしました。 次に、夏のイベント事業について申し上げます。 6月23日、24日に恵庭花とくらし展・えにわマルシェを開催いたしました。好天にも恵まれ、両日の来場者数は昨年度より24%増の2万6,000人を数えました。 また、7月13日、14日には恵み野のオープンガーデンを循環するバスを運行し、周遊する、めぐみの庭めぐりを開催いたしました。 道央圏での事前PRを展開した結果、両日の参加者は延べ800人を数え、8割が市外からの参加となり、恵庭の魅力発信に寄与したものと考えます。 次に、学生消防サポーター制度について申し上げます。 8月から市内に居住または通学する大学生等を対象に、新たに学生消防サポーター制度を創設いたしました。 今後も、消防・防災等の諸活動における協力体制を構築して、地域における防災力の向上に努めて参ります。 次に、消防指令業務共同運用について申し上げます。 平成27年度から本市のほか札幌市、江別市、千歳市、北広島市、石狩北部の石狩振興局管内6消防本部による消防指令業務の共同運用について検討を行っておりました。 これについては、行財政面や住民サービス向上の面で多くの有効性が認められることから、本市として消防指令業務の共同運用を目指すこととし、引き続き、協議を行って参ります。 これに伴い、本年度中に覚書、基本協定の締結を行い、2015年度から共同運用を開始する予定となります。 以上、第2回定例会以降における行政執行の主なものについて、その概要を報告いたしました。 なお、本議会に提案している議案等につきましては、それぞれ上程の都度説明させていただきますので、よろしく御審議をいただきますようお願いを申し上げます。 以上でございます。 △教育行政報告 ○笹松京次郎議長 日程第5 教育行政報告を願います。 穂積教育長。 ◎穂積教育長 -登壇- 第3回定例会が開催されるに当たりまして、第2回定例会以降における教育行政執行の主なものについて、一部追加等をさせていただき、その概要を報告いたします。 初めに、このたびの災害にかかわって、市内小中学校の状況でありますが、台風第21号により9月5日は登校2時間繰り下げ、さらに、胆振東部地震により9月6日以降は臨時休校としたところであります。 主な被害状況といたしましては、人的被害はありませんでしたが、松恵小学校校舎の屋根全体がはがされ校庭側に落下したり、全ての学校で校地内の樹木が倒されたりするなどの被害がありました。 厳しい状況の中でありましたが、応急措置により、9月10日から授業が再開でき、また、本日、9月12日からは学校給食も提供できるようになり、通常の時間帯で授業ができるようになりました。これもひとえに、議員の皆様を初め、関係者、さらには多くの市民の方々の御支援・励ましのおかげであり、心から感謝・お礼を申し上げます。 引き続き、必要な措置を実施して参ります。 次に、ICTの環境整備について申し上げます。 パソコン教室機器更新につきましては、柏小学校と恵庭中学校の契約を締結し現在調整中であり、後期の授業から活用できる予定です。 学校放送機器更新については、恵明中学校の整備が終了したところであります。 電子黒板の整備については、恵明中学校の整備が終了し、授業等で活用しております。なお、島松小学校、柏小学校、恵み野小学校の整備については、別途財産取得の議案を本定例会に提案いたしますので、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 次に、学校教育施設の整備について申し上げます。 トイレ改修については、恵み野中学校の1期工事が終了し、衛生的な学校環境の維持を図ったところであります。また、恵み野旭小学校の2期工事については、間もなく完了の予定であります。 部分改修については、柏陽中学校体育館の床改修が終了いたしました。 今後も引き続き、安全安心な学校環境の整備に努めて参ります。 次に、全国学力・学習状況調査結果の公表について申し上げます。 文部科学省による平成30年度の全国学力・学習状況調査は、4月17日に実施されましたが、9月初めに市ホームページで市全体分の集計結果の一部について公表したところであります。 今後、さらに詳細な分析を進め、例年どおり報告書に取りまとめる予定であります。 次に、全国中学校体育大会の参加について申し上げます。 卓球女子団体で恵み野中学校女子卓球部が、同じく個人戦で、恵庭中学校から1名、恵み野中学校から2名の計3名の女子生徒が、それぞれ北海道大会を勝ち抜き、8月22日から広島県広島市で開催された全国大会に出場し、大いに活躍したところであります。 次に、親の職場見学デーの取り組みについて申し上げます。 子どもたちの生活リズムが乱れがちになる夏休み期間中ですが、早寝早起き朝ごはん運動の普及及び啓発事業として、8月1日に市役所職員の親子を対象に親の職場見学デーを実施いたしました。今年度は、消防職員の親子も参加して、消防庁舎においても実施したところであります。 全市的な取り組みにつなげるため、今年度も市内企業に対し、参加の呼びかけを行ったところであり、今後も地域の多くの方々に趣旨を御理解いただき、幅広い活動にして参ります。 次に、新小学1年生への新入学児童学用品費の入学前支給について申し上げます。 就学援助にかかわる、準要保護世帯における新入学児童学用品費につきましては、保護者の負担軽減のため、昨年度、新中学1年生について入学前支給を実施したところでありますが、今年度からは新小学1年生についても入学前支給を実施することといたしました。 現在、3月中の支給に向けて準備を行っているところであり、別途補正予算案を提案いたしますので、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 次に、学力・体力向上推進会議の設置について申し上げます。 児童生徒の学力及び体力の向上を図るため、PTAを含めた教育関係団体から推薦を受けた8名の委員を選出し、第1回目の会議を7月25日に開催いたしました。 9月11日には2回目の会議を開催し、1回目で各委員に示した各校の取り組みなどについての御意見・御提案をいただいたところであります。 今後は、いただいた御意見・御提案をもとに、児童生徒のさらなる学力・体力の向上に向け、取り組みを進めて参ります。 次に、教職員のサマーセミナーについて申し上げます。 教職員の資質向上を図るため、今年度も学校の夏休み期間である7月27日、8月8日、9日の3日間にわたり、セミナーを開催いたしました。 小学校外国語指導教育、ふるさと教育、ヒューマン・コミュニケーション講座、特別支援教育の各テーマ別に講座を設け、それぞれ多くの教職員に参加いただき、終了したところであります。 次に、学校閉庁日の設定について申し上げます。 国の学校における働き方改革の趣旨を踏まえ、教職員が休養をとりやすい環境を整備し、心身の健康を保持するとともに、年次有給休暇等の取得促進を図ることを目的に、北海道において夏休み期間中などに学校閉庁日を設定することとされたところであります。 このことを受けて、本市においては8月13日から15日まで及び翌年の1月4日の4日間のうち3日間は各小中学校において閉庁日を設定することとし、保護者の理解を得ながら取り組みを進めたところであります。 次に、いじめ防止について申し上げます。 7月17日、市民会館中ホールにおいて、いじめについて考える、なかよしさわやかDAY全市交流会を58名の児童生徒のほか、保護者や教職員を合わせ105名の参加により開催いたしました。 いじめをなくすためにみんなでできることをテーマに、小中学生混合の9つのグループを編成し、さまざまな角度からいじめについて考え、活発な意見交換が行われました。 今後もいじめの根絶に向けて、学校、家庭、地域、関係機関と連携して取り組んで参ります。 次に、通学路の安全確保について申し上げます。 本年5月に新潟市で起きた下校途中の7歳の児童のとうとい命が奪われるという痛ましい事件を受け、政府は登下校時の子どもの安全確保に関する関係閣僚会議において、登下校防犯プランをまとめました。 この中で、本年9月末までに防犯の観点による緊急合同点検を実施することとされていることから、道路管理者や警察などで構成する恵庭市通学路安全推進会議と連携し、これまで交通安全上の観点から行っていた本市の通学路の合同点検に、防犯上の危険箇所も加え、9月13日に実施する予定となっております。 今後は、点検結果を踏まえ、担当部局と対応策等について協議し、各学校、国及び道へ報告することとしております。 次に、子どもたちの体験活動について申し上げます。 地域住民が実行委員会を組織し実施している通学合宿につきましては、恵み野小、柏小、恵庭小、島松小の各小学校区において、それぞれ1泊2日から5泊6日の日程で行われました。若草小学校区では11月に3泊4日の日程で開催が予定されております。 また、子どもたちがさまざまな体験活動を通して興味・関心を持ち、夢を育むことを目的に、えにわ大好き!食の体験ランド、わく☆どき図書館、えにわっ子ジュニアセミナーなどを開催し、いずれも多くの参加があり、好評を得たところであります。 今後の体験活動として、おもしろ理科実験などを実施して参ります。 次に、文化芸術活動の推進について申し上げます。 地域に根差した文化芸術活動の推進を図り、文化芸術に親しむ機会として、7月7日に市民団体が文化活動奨励補助金交付事業として、夢創館において恵庭市出身など北海道出身の落語家3名による三匹のこぶたちゃん平成道産子組恵庭落語会を昨年に引き続き開催しております。 また、郷土芸能の振興保存と伝承活動を推進するため、恵庭岳太鼓保存会と恵庭すずらん踊り保存会の活動を支援しておりますが、両団体とも各市内各所で行われた夏祭りなどで大いに活躍したところであります。 特に恵庭岳太鼓保存会においては、8月5日に札幌市の北海きたえーるにて開催された北海道150年記念式典にあわせて行われた、ほっかいどう子ども民俗芸能全道大会に道央ブロック代表として参加し、観客の視線が集まる特設のステージの上で、ジュニアメンバーを中心に日ごろの練習の成果を披露いたしました。 今後も芸術の秋に向け、個人、文化団体及びサークルなどの活動成果を発表する市民文化祭の開催など、市民の文化芸術活動の推進に努めて参ります。 次に、読書活動の推進について申し上げます。 コミュニティガーデン事業として、青空図書館実行委員会とともに、6月30日と7月21日に、図書館本館の花壇づくりやガーデンピクニックを開催いたしました。 また、6回目となる図書館会館24時が7月21日に図書館本館を会場として、実行委員会により開催されました。開館時間を午前0時まで延長し、本の貸し出しに加え、音楽会や絵本講座のイベントなど、500名を超える皆さんに深夜の図書館を楽しんでいただきました。 次に、読書活動に係る研修事業について申し上げます。 6月29日と7月24日に司書教諭等・学校司書合同研修会を実施し、図書館のデジタル資料の活用方法や学校図書館の全体計画及び指導計画の作成方法などについて学ぶ機会といたしました。 今後も、図書館や学校図書館などにおいて、さらなる読書活動の推進を図って参ります。 次に、郷土資料館事業について申し上げます。 郷土資料館では、6月2日から7月8日までティマル写真展を、6月30日から9月2日まで企画展「恵庭の交通史」を、8月1日から8月19日まで夏休みイベントして化石レプリカづくり、スタンプラリーなどを開催し、多くの参加をいただきました。 また、埋蔵文化財保護と史跡整備への理解を深める事業として、6月から9月にかけてカリンバ土曜講座を3回開催いたしました。 7月29日には、きみも縄文人になろうをテーマに、郷土資料館で第5回カリンバまつりを開催し、土器や勾玉づくりなどに延べ126名が参加し、体験活動を楽しんでいただきました。 以上、平成30年度第2回定例会以降における教育行政執行の主なものについて、その概要を報告いたしました。 今後とも、恵庭市の教育水準向上のため一層の努力を重ねて参る所存でありますので、議員各位の御指導と御協力をお願い申し上げまして、教育行政報告といたします。 以上であります。
    △報告第1号 ○笹松京次郎議長 日程第6 報告第1号平成30年度恵庭市健全化判断比率(平成29年度決算)についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 横道総務部長。 ◎横道総務部長 -登壇- ただいま上程されました、報告第1号平成30年度恵庭市健全化判断比率(平成29年度決算)について御説明申し上げます。 議案書1ページをご覧いただきたいと存じます。 本報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、地方公共団体の長は、毎年度、実質的な赤字や将来負担等に係る指標、いわゆる4つの健全化判断比率を議会に報告し、公表することとされたことによるものであります。 最初に、実質赤字比率でありますが、一般会計等を対象とした実質赤字の標準財政規模に対する比率であり、早期健全化団体となる基準は12.80%、財政再生団体となる基準は20.00%であり、当市は黒字決算となっておりますので、比率は生じておりません。 次に、連結実質赤字比率でありますが、公営事業会計を含む全会計を対象とした実質赤字の標準財政規模に対する比率であり、早期健全化団体となる基準は17.80%、財政再生団体となる基準は30.00%でありますが、当市は資金剰余、黒字決算となっておりますので、この比率も生じておりません。 次に、実質公債費比率でありますが、一般会計等が負担する元利償還金及び純元利償還金の標準財政規模に対する比率であり、早期健全化団体となる基準は25.0%、財政再生団体となる基準は35.0%でありますが、当市は5.4%となっております。 次に、将来負担比率でありますが、一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率であり、早期健全化団体となる基準は350.0%でありますが、当市は29.0%となっております。 なお、監査委員の意見につきましては、別途監査委員より提出されております審査意見書の平成30年度健全化判断比率の審査意見についてのとおりとなっております。 以上、簡単でございますが、御報告とさせていただきます。 ○笹松京次郎議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、質疑を終了いたします。 したがいまして、報告第1号は、これをもちまして終了いたします。 △報告第2号 ○笹松京次郎議長 日程第7 報告第2号平成30年度恵庭市公営企業等の資金不足比率(平成29年度決算)についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 横道総務部長。 ◎横道総務部長 -登壇- ただいま上程されました、報告第2号平成30年度恵庭市公営企業等の資金不足比率(平成29年度決算)について御説明申し上げます。 議案書の3ページをご覧いただきたいと存じます。 本報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、地方公共団体の長は、毎年度、公営企業ごとの資金不足額の事業規模に対する比率、いわゆる資金不足比率を議会に報告し、公表することとされたことによるものであります。 最初に、恵庭市水道事業会計でありますが、経営健全化基準となる資金不足比率は20.00%でありますが、当市は資金剰余黒字となっているため、この比率は生じておりません。 次に、恵庭市下水道事業会計でありますが、経営健全化基準となる資金不足比率は20.00%でありますが、資金剰余黒字となっているため、この比率も生じておりません。 なお、監査委員の意見につきましては、別途監査委員より提出されております審査意見書の平成30年度健全化判断比率の審査意見についてのとおりとなっております。 以上、簡単でございますが、御報告とさせていただきます。 ○笹松京次郎議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、質疑を終了いたします。 したがいまして、報告第2号は、これをもちまして終了いたします。 △報告第3号 ○笹松京次郎議長 日程第8 報告第3号専決処分の報告についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 横道総務部長。 ◎横道総務部長 -登壇- ただいま上程されました、報告第3号専決処分の報告について御説明申し上げます。 議案書の5ページをご覧いただきたいと存じます。 本案件は、1件50万円以下の和解及び損害賠償額の決定につきまして、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分を行ったことから、同条第2項の規定により報告をするものであります。 事故の概要でありますが、平成30年8月3日午前8時43分ごろに発生した札幌西高校敷地内駐車場において公用自動車が停車中の自動車に接触し、当該自動車のフロントバンパー及びナンバープレートを損傷させたものであります。 和解の相手方につきましては、議案書記載の個人であります。 相手方及び損害保険会社と協議を終え、市は、公用自動車の運転に瑕疵があったことを認め、和解を行うこと及びその損害賠償額を12万4,113円とすることについて、平成30年8月16日に専決処分を行い、それに基づき相手方と示談いたしました。 以上、報告いたしますので、よろしくお願い申し上げます。 ○笹松京次郎議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、質疑を終了します。 したがって、報告第3号は、これをもちまして終了いたします。 △議案第1号 ○笹松京次郎議長 日程第9 議案第1号恵庭市功労者の表彰についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 原田市長。 ◎原田市長 -登壇- ただいま上程されました、議案第1号恵庭市功労者の表彰について御説明申し上げます。 平成30年の恵庭市功労者につきましては、中村美枝子さんの1名を、市政発展に御功労いただいた方として表彰申し上げたく、恵庭市功労者等表彰条例第5条の規定に基づきまして、議会の同意を賜るべく御提案申し上げた次第であります。 中村さんの主な事績につきましては、議案に添付しております参考資料をご覧いただきたいと存じます。 何とぞ、御審議を賜り、全会一致の御同意を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○笹松京次郎議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第1号は、原案のとおり同意されました。 △議案第2号 ○笹松京次郎議長 日程第10 議案第2号恵庭市固定資産評価審査委員会委員の選任の同意についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 原田市長。 ◎原田市長 -登壇- ただいま上程されました、議案第2号恵庭市固定資産評価審査委員会委員の選任の同意について御説明申し上げます。 本市の固定資産評価審査委員会委員は、固定資産課税台帳に登録された価格に関する不服を審査、決定するため、3名の委員をもって設置しているところでありますが、本年9月30日をもって任期満了となりますことから、地方税法第423条第3項の規定により、当該委員の選任について同意を賜りたく御提案申し上げるものであります。 3名の委員のうち、道下淳一さん、金子めぐみさんにつきましては、再任とし、また、新任として河口陽一さんを選任いたしたく御提案申し上げるものであります。 3名の方々の経歴につきましては、議案に添付しております参考資料をご覧いただきたいと存じます。 人格、識見ともに本市の固定資産評価審査委員会委員として適任と認められる方々でありますので、3名の選任につきまして御同意を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 以上でございます。 ○笹松京次郎議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第2号は、原案のとおり同意されました。 △議案第3号 ○笹松京次郎議長 日程第11 議案第3号恵庭市議会議員及び恵庭市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 横道総務部長。 ◎横道総務部長 -登壇- ただいま上程されました、議案第3号恵庭市議会議員及び恵庭市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。 議案書の17ページをご覧いただきたいと存じます。 このたびの改正は、公職選挙法の一部改正により、これまで市長の選挙において認められていた選挙用ビラの頒布について、市議会議員の選挙においても解禁されることから、本条例につきましても法に合わせて改正を行うものであります。 それでは、改正の内容について御説明いたします。19ページの新旧対照表をご覧ください。 初めに、第1条でありますが、ビラの頒布について市議会議員の選挙においても適用されることに伴い、所要の改正を行うものであります。 次に、第9条及び第11条でありますが、1条と同様に、市長の候補者に限らず、市議会議員の候補者についても適用させるために改正するものであります。 ここで、17ページに戻っていただきたいと存じます。 附則でありますが、第1項において、この条例の施行の日を公職選挙法の一部を改正する法律と同じく平成31年3月1日とし、第2項において、この条例により改正された規定は、条例の施行の日以後にその期日を告示される恵庭市議会議員及び恵庭市長の選挙について適用し、施行の日の前日までにその期日を告示された恵庭市議会議員及び恵庭市長の選挙については、なお従前の例によるものとするものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○笹松京次郎議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第3号は、原案のとおり可決されました。 △議案第4号 ○笹松京次郎議長 日程第12 議案第4号恵庭市子ども医療費助成に関する条例及び恵庭市重度心身障害者及びひとり親家庭等医療費の助成に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 佐々木保健福祉部長。 ◎佐々木保健福祉部長 -登壇- ただいま上程されました、議案第4号恵庭市子ども医療費助成に関する条例及び恵庭市重度心身障害者及びひとり親家庭等医療費の助成に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。 子ども医療費助成、重度心身障害者医療費助成及びひとり親家庭等医療費助成は、北海道の補助金を受けて行っている事業ですが、このたび、全道一斉に医療機関からの医療費請求方法を変更することとなり、これに伴い所要の改正を行うものであります。 また、これまで明文化されていなかった受給者資格の更新手続を明確にするとともに、資格認定や助成額の決定に当たり必要がある場合には、受給者に報告を求め、または職員が調査できることを規定し、適正な受給の確保を図ろうとするものであります。 そのほか、文言の整理を行うものであります。 それでは、改正条項について御説明申し上げますので、議案書の25ページの新旧対照表をご覧いただきたいと存じます。 初めに、子ども医療費助成に関する条例についてでありますが、第4条の3及び第6条については、北海道医療給付事業における医療機関からの医療費請求方法が変更になることに伴う改正であります。 次に、第4条の4については、これまで明確に規定されていなかった受給者資格の年次更新について規定するものであり、申請書の提出を省略できる場合を規定するものであります。 次に、第10条の2については、適正な受給の確保を図るために規定するものであり、受給者またはその保護者等に必要な事項の報告を求め、またはその正確性を確保するために調査することができることを規定するものであります。 なお、重度心身障害者及びひとり親家庭等医療費の助成に関する条例についても同様の内容となりますので、改正条項ごとの御説明は省略いたします。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○笹松京次郎議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第4号は、原案のとおり可決されました。 △議案第5号 ○笹松京次郎議長 日程第13 議案第5号恵庭市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 竹内子ども未来部長。 ◎竹内子ども未来部長 -登壇- ただいま上程されました、議案第5号恵庭市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について御説明申し上げます。 議案書の29ページをご覧いただきたいと存じます。 このたびの改正は、国の放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準及び学校教育法の一部改正により、放課後児童健全育成事業いわゆる学童クラブの支援員の資格要件について、変更及び追加されることから、本条例につきましても国の基準及び法に合わせて改正を行うものであります。 それでは、主な改正内容について御説明いたします。議案書31ページの新旧対照表をご覧願います。 初めに、第10条第3項第4号でありますが、これまで学校教育法の規定により各学校等の教諭となる資格を有することとしておりましたが、今回の改正で教育職員免許法の免許状を有する者に改正するものであります。 次に、同項第5号でありますが、学校教育法の改正による専門職大学の設立に伴い、この前期課程を修了した者を含めるために改正するものであります。 次に、同項第10号でありますが、同項の規定では、これまで高卒以上が要件でありましたが、実務経験が5年以上あれば学歴を問わなくなったことから、今回新たに第10号として規定するものであります。 ここで、議案書の29ページに戻っていただきたいと存じます。 附則でありますが、この条例の施行の日を公布の日からとするものでありますが、第10条第3項第5号の改正規定につきましては、専門職大学の設立が平成31年4月1日からであることから、法の改正内容に合わせて施行するものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○笹松京次郎議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第5号は、原案のとおり可決されました。 暫時休憩といたします。 再開を11時15分といたします。    午前11時05分 休憩    午前11時15分 再開 ○笹松京次郎議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 △議案第6号 ○笹松京次郎議長 日程第14 議案第6号恵庭市特別工業地区建築条例の一部改正についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 高橋建設部長。 ◎高橋建設部長 -登壇- ただいま上程されました、議案第6号恵庭市特別工業地区建築条例の一部改正について御説明申し上げます。 議案書33ページをご覧いただきたいと存じます。 このたびの条例改正は、建築基準法の改正により、新たに用途地域が創設されたこと及び風営法の改正に伴う用途規制の見直しが行われたことにより、条例の改正を行うものであります。 それでは、議案書35ページ、新旧対照表をご覧ください。 文言整理などを除く改正の要旨について御説明いたします。 初めに、第4条の建築物の制限についてでありますが、用途地域が創設されたことにより、法第48条第10項を第11項に、法第48条第11項を第12項に改めるものであります。 次に、別表の第1種特別工業地区でありますが、建築してはならない建築物の用途において、法別表第2「ぬ」を「る」に改正するものであります。 次に、第2種特別工業地区でありますが、風営法の一部改正による建築基準法の用途規制の見直しに伴い、建築してはならない建築物の用途でありますが、2項1号においてナイトクラブ、その他これに類する用途で政令で定めるものを追加し、2号においてナイトクラブ、ダンスホールを削るものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○笹松京次郎議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第6号は、原案のとおり可決されました。 △議案第7号 ○笹松京次郎議長 日程第15 議案第7号恵庭市地区計画区域内建築物の制限に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 高橋建設部長。 ◎高橋建設部長 -登壇- ただいま上程されました、議案第7号恵庭市地区計画区域内建築物の制限に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。 議案書43ページをご覧いただきたいと存じます。 このたびの条例改正は、新たな工業団地造成予定の戸磯南地区において、地区計画の都市計画決定が予定されていることから、区域内建築物の制限に関する条例改正及び建築基準法改正に伴う条例改正をそれぞれ行うものであります。 それでは、議案書45ページの新旧対照表をご覧ください。 初めに、別表第1でありますが、新たに戸磯南地区整備計画区域を追加するものであります。 次に、別表第2でありますが、戸磯南地区整備計画区域において建築してはならない建築物として、カラオケボックスや神社、教会、老人福祉センター、児童厚生施設などを定め、工業系業務地として土地利用の増進が図られるよう規定するものであります。 次に、建築基準法の改正により戸磯地区整備計画区域において、8号の別表第2りを別表第2ぬに改めるものであります。 ここで、44ページの本文にお戻りください。 附則でありますが、この条例の施行期日を千歳恵庭圏都市計画の決定又は変更に関する都市計画法の規定による告示の日からとするものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○笹松京次郎議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第7号は、原案のとおり可決されました。 △議案第8号 ○笹松京次郎議長 日程第16 議案第8号恵庭市公営企業の設置等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 佐藤水道部長。 ◎佐藤水道部長 -登壇- ただいま上程されました、議案第8号恵庭市公営企業の設置等に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。 議案書の49ページをご覧いただきたいと存じます。 このたびの条例改正は、第3条で定める経営の基本につきまして、下水道事業では南島松地区の市街化区域編入に伴う恵庭市公共下水道事業計画の変更などに基づき、事業の規模について所要の改正を行うものでございます。 また、水道事業におきましても、水源の全量を石狩東部広域水道企業団からの受水とし、恵庭浄水場の廃止処理を行ったことなどの理由から、事業の規模について所要の改正を行うものでございます。 それでは、議案書の51ページの新旧対照表をご覧ください。 初めに、第3条第2項では、水道事業の規模について規定されておりますが、第2号の給水人口を8万500人から7万970人に改め、第3号の1日最大給水量を3万4,200立方メートルから3万400立方メートルに改めるものでございます。 続きまして、同条第3項では、下水道事業の規模について規定されておりますが、一部文言の整理を行うとともに、表中の公共下水道及び個別排水処理の排水区域及び排水人口をそれぞれ改正案の表のとおり改めるものでございます。 ここで、49ページの本文に戻っていただきたいと存じます。 附則でありますが、この条例は公布の日から施行するものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○笹松京次郎議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第8号は、原案のとおり可決されました。 △議案第9号 ○笹松京次郎議長 日程第17 議案第9号恵庭市火災予防条例の一部改正についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 中川消防長。 ◎中川消防長 -登壇- ただいま上程されました、議案第9号恵庭市火災予防条例の一部改正について御説明を申し上げます。 議案書の53ページをご覧いただきたいと存じます。 本案件は、平成24年に広島県で発生したホテル火災や、翌年長崎県で発生したグループホーム火災等の不特定多数の者が利用する建物において多数の死傷者を伴う火災が発生したことを踏まえ、総務省消防庁が、全国に違反対象物にかかわる公表制度を実施するよう通知したことから、恵庭市火災予防条例に当該公表制度にかかわる規定を追加するものであります。 それでは、議案55ページの参考資料の新旧対照表をご覧いただきたいと存じます。 改正は、第53条に防火対象物の消防用設備等の状況の公表を追加をし、第53条から第55条までを1条ずつ繰り下げるものであります。 第53条第1項では、消防長は、消防用設備等の状況が法令などに違反する場合には、その旨を公表することができるものと定め、第2項では、公表に際しては当該防火対象物の関係者にその旨を通知することを定めたものであります。また、第3項では、公表の対象となる防火対象物や違反の内容及び公表の手続については、火災予防規則で規定することを定めるものであります。 なお、第53条第3項に基づき、恵庭市火災予防規則の一部を改正し、公表の対象となるものは、不特定多数の方が使用する建物のうち、消防法により設置義務があるにもかかわらず屋内消火栓設備、スプリンクラー設備または自動火災報知設備が未設置となっているものを定めるものであります。 また、公表の方法は、多くの利用者へ公表するため、恵庭市のホームページ等の掲載により公表するものとし、公表する事項は、建物の名称及び所在地、違反の内容であります。 ここで、議案53ページの本文にお戻りいただきたいと存じます。 附則でありますが、施行期日につきましては、本制度の周知に一定の期間が必要であることから、平成31年4月1日から施行とするものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 以上です。 ○笹松京次郎議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第9号は、原案のとおり可決されました。 △議案第10号 ○笹松京次郎議長 日程第18 議案第10号恵庭市民スキー場整備事業の請負契約の変更についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 横道総務部長。 ◎横道総務部長 -登壇- ただいま上程されました、議案第10号恵庭市民スキー場整備事業の請負契約の変更について御説明申し上げます。 本契約は、平成30年第1回臨時会におきまして議決をいただき、5月23日付で安全索道株式会社と締結した請負契約であります。 当該工事を進めておりましたところ、地耐支持力の検査の結果、リフト設備の原動機及び支柱等の地耐力不足が判明したことから、リフト起点、1号支柱及び2号支柱の計3カ所の地盤強化工事を実施するものであります。 また、既存照明設備におきましても、調査の結果、6灯にふぐあいが判明したため、復旧工事を実施することとし、これらの工事に伴い、契約金額を変更するものであります。 それでは、契約の内容について御説明いたします。 議案書57ページをご覧いただきたいと存じます。 現在の請負契約額1億7,388万に812万1,600円を増額し、1億8,200万1,600円とするものであります。 なお、工期の変更はございません。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○笹松京次郎議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第10号は、原案のとおり可決されました。 △議案第11号 ○笹松京次郎議長 日程第19 議案第11号財産の取得についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 橋場教育部長。 ◎橋場教育部長 -登壇- ただいま上程されました、議案第11号財産の取得について御説明申し上げます。 議案書の59ページをご覧いただきたいと存じます。 本案件は、恵庭市立小学校電子黒板等整備事業に係る財産の取得案件であり、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議決をいただくものであります。 事業の概要でございますが、現在、市内の小学校8校におきまして順次電子黒板等のICT機器の整備を進めており、今年度につきましては、島松小学校、柏小学校及び恵み野小学校の3校におきまして整備を行うものであります。 それでは、取得の内容について御説明いたします。 物件の表示は、恵庭市立小学校電子黒板等ICT機器一式であります。 契約金額は、3,961万4,400円であります。 契約の相手方は、野村家電販売株式会社 代表取締役、野村孝雄であります。 取得の目的は、ICT環境の整備であります。 契約の方法は、指名競争入札であります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○笹松京次郎議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第11号は、原案のとおり可決されました。 △議案第12号 ○笹松京次郎議長 日程第20 議案第12号市道の認定についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 高橋建設部長。 ◎高橋建設部長 -登壇- ただいま上程されました、議案第12号市道の認定について御説明申し上げます。 議案書63ページをご覧いただきたいと存じます。 このたび新規認定いたします路線は7路線で、その総延長は977.8メートルであります。 路線の概要でありますが、認定いたします路線番号1524番は、土地所有者からの寄附の申し出があり、市道認定指針の基準を満たしていることから、新たに認定をするものであります。 1525番から1530番までの6路線は、平成30年4月に都市計画法に基づく開発行為の許可を受けて造成が進められており、同法第40条第2項の規定により道路管理者である恵庭市に道路施設が帰属される見込みであることから、道路法第91条に基づく道路予定区域として取り扱うため、市道の認定を行うものであります。 このたび認定いたします路線の詳細につきましては、議案に添付しております参考資料にその内容を記載しておりますので、御参照ください。 なお、このたび市道認定に伴い、自転車歩行者道を除く認定道路の路線数は1,389路線、総延長は568.1キロメートルとなります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○笹松京次郎議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案は、経済建設常任委員会に付託の上、審査したいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第12号は、経済建設常任委員会に付託の上、審査することに決定いたしました。 △議案第13号 ○笹松京次郎議長 日程第21 議案第13号平成29年度恵庭市水道事業会計未処分利益剰余金の処分についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 佐藤水道部長。 ◎佐藤水道部長 -登壇- ただいま上程されました、議案第13号平成29年度恵庭市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について御説明申し上げます。 議案書の69ページをご覧いただきたいと存じます。 このたびの提案は、平成29年度恵庭市水道事業会計決算において生じました利益剰余金の処分につきまして、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき議決を求めるものであります。 処分を行う利益剰余金の額は1億14万2,695円で、処分の方法は、全額を減債積立金へ積み立てるものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○笹松京次郎議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第13号は、原案のとおり可決されました。 △議案第14号 ○笹松京次郎議長 日程第22 議案第14号平成29年度恵庭市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 佐藤水道部長。 ◎佐藤水道部長 -登壇- ただいま上程されました、議案第14号平成29年度恵庭市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分について御説明申し上げます。 議案書の71ページをご覧いただきたいと存じます。 このたびの提案は、平成29年度恵庭市下水道事業会計決算において生じました利益剰余金の処分につきまして、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき議決を求めるものであります。 処分を行う利益剰余金の額は4億4,371万1,769円で、処分の方法は、当年度の純利益である利益剰余金2億1,468万6,909円を減債積立金に積み立てし、減債積立金の支消により生じた過年度の利益剰余金2億2,902万4,860円を資本金に組み入れるものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○笹松京次郎議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第14号は、原案のとおり可決されました。
    △議案第15号 ○笹松京次郎議長 日程第23 議案第15号平成30年度恵庭市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。 提案者の説明を願います。 横道総務部長。 ◎横道総務部長 -登壇- ただいま上程されました、議案第15号平成30年度恵庭市一般会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 議案書84ページの説明資料をご覧いただきたいと存じます。 最初に、総務費の公共施設等管理保全基金積立金でありますが、市有地売却収入の積み立てにより、789万9,000円を補正するものであります。 同じく、まちづくり推進基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附制度による寄附積立、ふるさと納税事業経費積立及び花のまちづくり関連事業費積立により、1億7,769万8,000円を補正するものであります。 同じく、過年度過誤納還付金福祉課でありますが、平成29年度生活保護費等負担金の精算に伴う返還により、1億9,408万4,000円を補正するものであります。 同じく、過年度過誤納還付金納税課でありますが、市税等の還付により、1,300万円を補正するものであります。 同じく、過年度過誤納還付金介護福祉課でありますが、平成29年度低所得者保険料軽減負担の精算に伴う返還により、1万4,000円を補正するものであります。 次に、民生費の社会福祉事業推進基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附制度による寄附積立により、83万5,000円を補正するものであります。 同じく、子育て基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附制度による寄附積立及び子育て支援センター事業費積立により、1,210万3,000円を補正するものであります。 次に、衛生費のスポーツ振興基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附制度による寄附積立により、17万7,000円を補正するものであります。 同じく、市民スキー場維持管理費でありますが、恵庭市民スキー場整備事業追加工事により、454万1,000円を補正するものであります。 次に、農林水産業費の農業振興基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附制度による寄附積立により、60万2,000円を補正するものであります。 次に、消防費の高規格救急自動車整備事業費でありますが、起債対象事業費の変更による財源内訳の変更により、地方債を20万円減額し、一般財源を20万円増額する補正を行うものであります。 同じく、消防格納庫設置事業費でありますが、起債種別の変更による財源内訳の変更により、地方債を170万円増額し、一般財源を170万円減額する補正を行うものであります。 次に、教育費の高等学校等入学準備金基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附制度による寄附積立により、24万5,000円を補正するものであります。 同じく、学校図書館費でありますが、子どもの読書活動を支える寄附制度による小学校図書の購入により、8万円を補正するものであります。 同じく、準要保護及び要保護児童援護費でありますが、就学援助制度のうち新入学用品の小学校入学前支給制度の整備により、418万2,000円を補正するものであります。 同じく、恵み野中学校道徳教育推進事業費でありますが、北海道道徳教育推進校事業の受託により、25万2,000円を補正するものであります。 同じく、青少年・文化振興基金積立金でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附制度による寄附積立により、13万5,000円を補正するものであります。 同じく、東恵庭会館防音機能復旧事業費でありますが、財源内訳の変更により、地方債を70万円増額し、一般財源を70万円減額する補正を行うものであります。 同じく、読書推進事業費でありますが、えにわ・花子さん愛情寄附制度による図書館図書の購入により、2万4,000円を補正するものであります。 次に、予備費でありますが、平成30年9月4日から5日にかけて発生した台風第21号に伴う応急対応及び災害復旧により、5,000万円を補正するものであります。 歳入歳出予算の補正財源といたしまして、道支出金25万2,000円、地方債220万円、その他財源として3,995万4,000円、一般財源として4億2,346万5,000円を計上しております。 ここで、73ページに戻っていただきたいと存じますが、これらの補正案件の合計4億6,587万1,000円を増額し、歳入歳出の総額をそれぞれ271億8,053万5,000円とするものであります。 次に、75ページの第二表地方債補正について御説明申し上げます。 最初に、消防施設整備事業債でありますが、先ほど御説明申し上げました高規格救急自動車整備事業費及び消防格納庫設置事業費の財源内訳の変更により、限度額を150万円増額し、6,690万円に変更するものであります。 次に、地区会館改修事業債でありますが、先ほど御説明申し上げました東恵庭会館防音機能復旧事業費の財源内訳の変更により、限度額を70万円増額し、2,140万円に変更するものであります。 以上、簡単に説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○笹松京次郎議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第15号は、原案のとおり可決されました。 △議案第16号 ○笹松京次郎議長 日程第24 議案第16号平成30年度恵庭市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 提案者の説明を願います。 佐々木保健福祉部長。 ◎佐々木保健福祉部長 -登壇- ただいま上程されました、議案第16号平成30年度恵庭市国民健康保険特別会計補正予算第3号について御説明申し上げます。 本案件は、平成29年度の退職者医療交付金の交付額確定に伴い超過交付が確定し返還を求められたことから、返還金に対する予算不足額を補正するものであります。 議案書88ページの説明資料をご覧いただきたいと存じます。 諸支出金の療養給付費等交付金償還金でありますが、療養給付費交付金退職者分の精算に伴う返還により、291万8,000円を補正するものであります。 歳入歳出予算の補正の財源内訳といたしまして、一般財源を同額の291万8,000円を計上しております。 ここで、85ページに戻っていただきたいと存じます。 補正案件の291万8,000円を増額し、歳入歳出の総額をそれぞれ71億5,947万3,000円とするものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○笹松京次郎議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第16号は、原案のとおり可決されました。 △議案第17号 ○笹松京次郎議長 日程第25 議案第17号平成30年度恵庭市介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提案者の説明を願います。 佐々木保健福祉部長。 ◎佐々木保健福祉部長 -登壇- ただいま上程されました、議案第17号平成30年度恵庭市介護保険特別会計補正予算第2号につきまして御説明申し上げます。 このたびの補正は、平成29年度介護保険給付費及び地域支援事業費の精算によるものでありまして、国庫支出金等の精算返還、それらを行った後の介護給付費準備基金積立金に係るものであります。 それでは、議案末尾の92ページの説明資料をご覧願います。 初めに、前年度繰越金から精算による返還金を差し引いた残額を介護給付費準備基金積立金として1億4,640万2,000円を補正し、次に諸支出金のその他償還金として、平成29年度国庫支出金等の精算に伴う返還金8,065万9,000円、同じく諸支出金の一般会計繰出金として、一般会計繰入金返還金51万1,000円をそれぞれ補正し、合計で2億2,757万2,000円を補正するものであります。 これらの補正予算の財源といたしまして、一般財源の繰越金2億2,757万2,000円を充当するものであります。 それでは、89ページにお戻り願います。 この結果、平成30年度恵庭市介護保険特別会計の予算は、歳入歳出それぞれ2億2,757万2,000円を追加し、総額で48億4,750万7,000円とするものであります。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○笹松京次郎議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第17号は、原案のとおり可決されました。 △議案第18号 ○笹松京次郎議長 日程第26 議案第18号恵庭市議会会議規則の一部改正についてを議題といたします。 提案者の説明を願います。 猪口議員。 ◆19番(猪口信幸議員) -登壇- ただいま上程されました、議案第18号恵庭市議会会議規則の一部改正について御説明申し上げます。 提案者は、恵庭市議会議員、猪口信幸、大野憲義、早坂貴敏、野沢宏紀でございます。 このたびの会議規則改正は、議員が出産のため会議を、また、委員が出産のため委員会を欠席するときの規定を会議規則に明記しようとするものでございます。これにより、標準会議規則との相違点を是正しようとするものであります。 それでは、参考資料として添付してございます新旧対照表をご覧ください。 初めに、第2条に議員が出産のため会議を欠席するときの規定を第2項として加えるものでございます。 次に、第91条に委員が出産のため委員会を欠席するときの規定を第2項として加えるものでございます。 また、附則でございますが、この会議規則は公布の日から施行しようとするものでございます。 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○笹松京次郎議長 ただいまから質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。 お諮りいたします。 本案には討論の通告がありませんので、討論を省略して、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第18号は、原案のとおり可決されました。 △認定案第1号から認定案第11号 ○笹松京次郎議長 日程第27 認定案第1号平成29年度恵庭市一般会計歳入歳出決算から認定案第11号平成29年度恵庭市下水道事業会計決算まで、以上11件を一括して議題といたします。 若干昼休みに入りますけども、時間の延長をよろしくお願いします。 初めに、認定案第1号から第9号について、提案者の説明を願います。 横道総務部長。 ◎横道総務部長 -登壇- ただいま上程されました平成29年度の各会計歳入歳出決算認定案につきまして、公営企業会計を除く各会計の決算状況及び主要な施策の成果の概要について、一括して御説明申し上げます。 初めに、認定案第1号恵庭市一般会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の5ページからとなります。 平成29年度当初の予算額は263億600万円でありましたが、その後、9回にわたる補正により、12億5,339万円を増額し、繰越明許費を加えた最終予算は282億3,782万円となったところであります。 以下、歳入について、予算と比較して増減が大きかった主なものについて御説明申し上げます。 6ページをご覧いただきたいと思います。 第1款市税でありますが、決算額は80億4,526万円で、予算に比して2億78万円の増収となりました。 基幹税目である個人市民税や固定資産税の納税義務者が増加したことや、各税目における収納率が前年度を上回ったことが大きな要因となっております。 次に、7ページに移りまして、第11款地方交付税につきましては、普通交付税の増により、決算額は2億8,405万円増の53億8,905万円となっております。 次に、第15款国庫支出金につきましては、3億3,520万円の減収となっております。 これは、土木費補助金などの国庫補助対象建設事業費が減少したことによるものであります。 次に、9ページに移りまして、第22款市債につきましては、6億2,846万円の減収となっております。 これは、繰越明許費として平成30年度に9,040万円を繰り越したほか、建設事業の実行ベースによる額の減少や、交付税算入のない市債発行の取りやめなどによるものであります。 続きまして、歳出決算について申し上げます。 歳出の決算は266億6,083万円で、執行率は94.4%、予算に比して15億7,698万円の残、うち2億8,385万円が平成30年度への繰越明許費となっており、12億9,313万円が不用額となっております。 以下、主な内容について御説明を申し上げます。 10ページをご覧いただきたいと思います。 まず、第2款総務費につきましては、決算額は20億1,754万円で、予算に比して1億7,191万円の残、うち繰越明許費が918万円で、不用額は1億6,272万円となっております。 次に、第3款民生費につきましては、決算額は93億1,924万円で、不用額は5億4,447万円となっており、この主なものにつきましては、自立支援給付費、子どものための教育・保育給付事業費、生活保護法に基づく扶助費の減などとなっております。 次に、第4款衛生費につきましては、ごみ収集処理関係費や施設周辺地域対策事業費の減などにより、7,429万円が不用額となっております。 次に、第6款農林水産業費につきましては、決算額は5億1,385万円で、予算に比して7,411万の残、うち繰越明許費が4,203万円で、不用額は3,208万円となっております。 この主なものにつきましては、農業振興対策事業費の減などとなっております。 次に、第7款商工費につきましては、決算額は5億5,841万円で、予算に比較して1億6,131万円の残、うち繰越明許費が8,000万円で、不用額は8,131万円となっております。 次に、第8款土木費につきましては、決算額は28億4,703万円で、予算に比して2億1,151万円の残、うち繰越明許費が1,900万円で、不用額は1億9,251万円となっております。 この主なものにつきましては、道路改良舗装補助事業費、恵庭地区用水対策事業費、下水道事業費の減となっております。 次に、第10款教育費につきましては、決算額は18億2,608万円で、予算に比較して1億9,325万円の残、うち繰越明許費が1億2,150万円で、不用額は7,174万円となっております。 この主なものにつきましては、スクールバス管理費の減などとなっております。 以上が予算と比較して増減が大きかった歳入歳出の決算についての概要でございます。 それでは、5ページにお戻りいただきたいと存じます。 平成29年度恵庭市一般会計につきましては、歳入決算額275億5,832万円、歳出決算額266億6,083万円で、形式収支8億9,749万円のうち、1,228万円を繰越明許費として繰り越し、実質収支額は8億8,521万円となったところであります。 なお、実質収支額のうち3億6,109万円は、地方自治法第233条の2の規定により、財政調整基金に積み立てを行うものであります。 次に、認定案第2号恵庭市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の179ページからとなります。 最終予算額の86億2,862万円に対し、歳入決算額は78億8,188万円で、7億4,674万円の減収となっております。 減収の大きかったものは、国庫支出金、共同事業交付金などとなっております。 また、歳出決算につきましては、81億1,449万円で、5億1,412万円が不用額となっております。 この結果、歳入歳出差し引き2億3,261万円が歳入不足となり、翌年度繰上充用金で補填したところであります。 次に、認定案第3号恵庭市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の203ページからとなります。 最終予算額8億9,437万円に対し、歳入決算額は8億9,326万円で、110万円の減収となっております。 また、歳出決算は8億9,019万円で、418万円が不用額となっております。 この結果、歳入歳出差し引き307万円となり、翌年度に生じる保険料過誤納還付金などの予算確保として繰り越すものであります。 次に、認定案第4号恵庭市介護保険特別会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の216ページからとなります。 最終予算額44億5,182万円に対し、歳入決算額は43億8,126万円で、7,055万円の減収となっております。 また、歳出決算は41億5,369万円で、2億9,813万円が不用額となっております。 この結果、歳入歳出差し引き2億2,757万円となり、翌年度生じる介護給付費負担金の精算に伴う返還金などの予算確保分として繰り越すものであります。 次に、認定案第5号恵庭市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の245ページからとなります。 最終予算額3億3,158万円に対し、歳入決算額は3億911万円で、2,247万円の減収となっております。 また、歳出決算額は3億755万円で、691万円が不用額となっております。 この結果、歳入歳出差し引き156万円となり、翌年度に繰越明許事業の財源として繰り越すものであります。 次に、認定案第6号恵庭市土地取得事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の257ページからとなります。 最終予算で5,767万円に対し、歳入及び歳出決算額は同額の5,702万円で、差し引きゼロとなっております。 次に、認定案第7号恵庭市産業廃棄物処理事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の269ページからとなります。 最終予算額6億2,406万円に対し、歳入及び歳出決算額は同額の6億218万円で、差し引きゼロとなっております。 次に、認定案第8号恵庭市墓園事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の283ページからとなります。 最終予算額3億6,186万円に対し、歳入及び歳出決算は同額の3億3,893万円で、差し引きゼロとなっております。 次に、認定案第9号恵庭市駐車場事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。 決算書の295ページからとなります。 最終予算5,417万円に対し、歳入及び歳出決算額は同額の5,413万円で、差し引きゼロとなっております。 以上が、平成29年度の公営企業会計を除く各会計の決算概要であります。 なお、提出いたしました各会計決算につきましては、監査委員の審査をいただくとともに、第5期恵庭市総合計画の施策体系に基づき、平成29年度に実施しました主な事業の概要につきまして、423ページ以降に主要な施策の成果報告書として掲載しておりますので、よろしく御審議いただき、原案のとおり御承認賜りますようお願い申し上げまして、決算報告とさせていただきます。 ○笹松京次郎議長 続きまして、認定案第10号から第11号について、提案者の説明を願います。 佐藤水道部長。 ◎佐藤水道部長 -登壇- ただいま上程されました、平成29年度公営企業会計の決算認定案につきまして、一括して御説明申し上げます。 初めに、認定案第10号平成29年度恵庭市水道事業会計決算について申し上げます。 決算書の323ページからとなります。 それでは、平成29年度の概況により、御説明申し上げます。 348ページをご覧いただきたいと存じます。 初めに、業務の状況についてですが、年度末の給水人口、給水件数は、若干増加しておりますが、一方で、有収水量は612万3,000立方メートルで、前年度に比べ、マイナス1万5,000立方メートルとわずかに減少いたしました。 続きまして、財務の状況についてですが、収益的収支につきましては、水道事業収入の根幹である給水収益が13億5,088万円と、前年度に比べ、マイナス336万円とわずかに減収となったものの、一般会計の第2庁舎管理費用に係る負担金の収入などの増により、当年度の純利益は1億14万円となり、3期ぶりの黒字計上となりました。 続きまして、資本的収支につきましては、資本的収入額1億8,093万円に対し、水道施設整備費や第2庁舎本館の改修費、企業債償還金などにより、消費税込みの総額は7億372万円となり、収支差額では5億2,279万円の不足となりましたが、消費税及び地方消費税資本的収支調整額と過年度分損益勘定留保資金で補填しております。 次に、認定案第11号平成29年度恵庭市下水道事業会計決算につきまして申し上げます。 決算書の369ページからになります。 それでは、平成29年度の概況により、御説明申し上げます。 402ページをご覧いただきたいと存じます。 初めに、業務の状況についてですが、平成29年度の総処理水量は1,147万5,000立方メートルで、前年度に比べ45万8,000立方メートルの増となり、有収水量につきましても782万立方メートルと、前年度に比べ5万8,000立方メートルの増となりました。 続きまして、財務の状況についてですが、収益的収支につきましては、下水道事業収入の根幹である下水道使用料が10億2,949万円と、前年度に比べ1,151万円の増収となったものの、営業外収益の長期前受金戻入の減収などにより、当年度純利益は2億1,468万円と、前年度に比べ1,433万円の減益となってございます。 続きまして、資本的収支についてですが、資本的収入額5億5,793万円に対し、建設改良費や企業債償還金などにより、消費税込みの支出総額は15億4,389万円となり、収支差額では9億8,596万円の不足となりますが、消費税及び地方消費税資本的収支調整額と減債積立金処分額、過年度分損益勘定留保資金により補填しております。 以上、平成29年度公営企業会計の決算の概要を簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、原案のとおり御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○笹松京次郎議長 続きまして、監査委員の決算審査報告を願います。 北林監査委員。 ◎北林監査委員 -登壇- それでは、平成29年度の決算審査結果について御報告申し上げます。 審査の方法、決算の概要につきましては、各会計などにおける決算等審査意見書をお手元に配付いたしておりますので、計数等につきましては省略させていただきます。 初めに、決算審査についてでありますが、地方自治法第233条第2項及び第241条第5項の規定に基づき市長から監査委員に付されたもので、去る7月3日から8月31日の間に実施したところであります。 最初に、一般会計及び特別会計の決算並びに基金の運用状況について御報告申し上げます。 各会計の歳入歳出決算書、事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書は、関係法令に準拠して作成されており、その決算計数の整理や、予算執行については、おおむね適正に処理されていると認められたところであります。 なお、職員手当の執行に関して一部職員の不適正な受給が明らかになったところであり、そのことに対する返還等の対応につきましては速やかに行っていただいているところでありますが、今後の再発防止に向けた対策を講じられますよう求めるものであります。 基金の運用状況につきましては、それぞれ基金の目的に沿って運用されており、関係する書類は、おおむね適切に処理されていると認められたところでありますが、今後に向けては、各基金の一層の活用を踏まえて、運用状況の経過のわかる基金ごとの台帳整備等を図られるよう望むものであります。 次に、決算の状況についてでありますが、一般会計及び7つの特別会計の実質収支は黒字決算であり、国民健康保険特別会計のみが赤字決算となっております。 また、単年度収支につきましては、全ての会計において黒字決算か収支ゼロとなっております。 次に、一般会計の決算内容についてでありますが、歳入では、前年度と比較して、市税、地方消費税交付金、国庫支出金、道支出金、財産収入、寄附金、繰入金等が増収となり、地方交付税、諸収入、市債等が減収となっております。 歳出では、前年度と比較して、款別で、民生費、衛生費、農林水産業費、商工費等が増加し、総務費、土木費、教育費、公債費等が減少となっております。 歳入歳出の差し引きでは、実質収支で黒字を維持しておりますが、市の財政状況を示す経常収支比率においては、前年度と比較して2.0ポイント上がったことから、財政の弾力性がやや落ちてきている状況であります。 次に、特別会計についてでありますが、特に国民健康保険特別会計につきましては、財政調整交付金特別交付の増や退職被保険者療養給付費の減少などにより平成29年度は単年度黒字となったものの、累積赤字は解消されておらず、翌年度からの繰上充用で対応したところであります。 今後とも厳しい財政状況ではありますが、さらなる税収の確保や疾病予防対策の推進を図るなど、収支の均衡に向けた特段の努力を望むものであります。 次に、基金についてでありますが、今後の特定の施策や新たな行政課題を推進する上で、基金運用による財源確保は重要であり、ふるさと納税のさらなる推進等による積立金の確保に努められますよう望むものであります。 次に、債権管理についてでありますが、組織的な取り組みや職員の努力により各会計とも収納率が前年度よりもさらに向上しており、収入増や収入未済額の減少に対して高く評価するところであります。しかし、職員意識に依然温度差があることから組織的な情報共有と一層の連携を図り、債権管理条例に基づき債権の適切な管理に向けた一層の努力を望むものであります。 続きまして、水道会計並びに下水道会計の決算について御報告申し上げます。 公営企業法第30条第2項の規定による決算審査は、両会計ともに去る7月3日から8月31日までの間に実施いたしましたが、決算書、証拠書類、事業報告書及び附属関係書類は関係法令に準拠して作成されており、経営成績及び財務状況も適正に表示されていることが認められたところであります。また、決算計数は関係諸帳簿とも符合し正確であり、予算執行については、おおむね適正に執行されていると認められたところであります。 なお、水道料金の賦課誤り及び下水道料金の賦課漏れが明らかになったところでありますが、そのことに対する適切な処理と再発防止に向けた対策を講じられますよう求めるものであります。 水道事業の決算収支につきましては、給水収益や受託事業収益の減少等により、営業収益は減少となりましたが、受水費の圧縮や他会計負担金が増加したことにより、恵庭浄水場廃止処理完了に伴い特別損失が大幅に減少したことにより、平成29年度は黒字決算となっております。 しかしながら、今後人口減少や節水社会の影響から給水収益の伸びが期待できないことや、施設や管路の更新、耐震化への対応などにより、より厳しい経営状況も考えられることから、引き続き収納対策の推進や効率的な事業の推進などにより、安全安心な給水の確保と信頼される経営の推進に努められますよう望むものであります。 下水道事業の決算収支につきましては、前年度同様、黒字決算となっておりますが、安定した経営が維持されておりますが、経費回収率が100%を割ったことや、今後の分流化や耐震化、新たな施設整備の計画なども踏まえると厳しい経営状況が考えられます。このことから、引き続き下水道使用料の確保と施設の効率的な管理・整備に努めながら経営基盤の強化を図られ、市民の生活環境のさらなる向上に努められますよう望むものであります。 次に、健全化判断比率について御報告申し上げます。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定により審査に付されました健全化判断比率の審査は、去る8月2日から8月31日の間に実施したところであります。 本市の健全化比率でありますが、実質収支並びに連結実質収支ともに黒字決算により、実質赤字比率及び連結実質赤字比率は生じておりません。 実質公債費比率については、前年度比0.5ポイント減の5.4%、将来負担比率も2.1ポイント減の29.0%となっております。 いずれも、早期健全化基準を満たし、前年度に引き続きポイントを下げていることから、財政健全化の努力が認められるところであります。 また、水道事業会計、下水道事業会計の資金不足比率についても、ともに黒字決算であり、資金の不足は生じておらず、健全経営を行っているものと認められるところであります。 現在、恵庭市では、花の拠点や焼却施設の整備、島松駅周辺再整備などの大きな財政負担となる事業が進められており、今後は少子高齢化の進展による医療や介護等の扶助費の増加、人口減少に伴う税収の減少など、財政状況も厳しさが予想されます。 このことから、今後とも持続可能なまちづくりを進めていくためには、財政運営の基本指針を踏まえた行政執行を図るとともに、コスト意識を高め、経常経費や事業の見直し、自主財源の確保等により経常収支の改善に努められ、さらなる民間活力の導入や公共施設等総合管理計画の具体的な推進を図るなど、一層の効率的、効果的な行財政運営が求められるところであります。 恵庭市のまちづくりは、第5期恵庭市総合計画や恵庭市総合戦略に基づき進められておりますが、将来都市像である花・水・緑・人がつながり夢ふくらむまちえにわの実現に向け、引き続き着実な推進を期待するものであります。 以上、平成29年度の決算審査報告とさせていただきます。 ○笹松京次郎議長 提案説明及び報告が終わりました。 △決算審査特別委員会の設置 ○笹松京次郎議長 お諮りいたします。 本認定案11件は質疑を省略し、決算審査特別委員会を設置し、付託の上、審査することにしたいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、本認定案11件は決算審査特別委員会を設置し、付託の上、審査することに決定いたしました。 △決算審査特別委員会委員の選任 ○笹松京次郎議長 お諮りいたします。 ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、議長が会議に諮って指名することになっております。 したがって、委員は、議長及び監査委員を除く19名の議員を指名したいと思います。 これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○笹松京次郎議長 御異議なしと認めます。 したがって、決算審査特別委員会の委員には、議長及び監査委員を除く19名の議員を選任することに決定いたしました。 △散会宣告 ○笹松京次郎議長 本日の会議は、以上をもちまして散会といたします。 大変お疲れさまでした。       (午後 0時28分 散会)...